1986-03-25 第104回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
したがいまして、私ども不正請求で通常端緒になりますのは、例えば、本人のところに医療費の通知が参りました場合に、実は私は海外出張中であの病院には行っていない、こういうようなケースでありますとか、そういうケースで不正請求が発見をされるのが大部分でございます。支払い基金でやっておりますのは、そういった意味で、通常は不正請求というのはなかなか発見をしがたいものだというのが実態であります。
したがいまして、私ども不正請求で通常端緒になりますのは、例えば、本人のところに医療費の通知が参りました場合に、実は私は海外出張中であの病院には行っていない、こういうようなケースでありますとか、そういうケースで不正請求が発見をされるのが大部分でございます。支払い基金でやっておりますのは、そういった意味で、通常は不正請求というのはなかなか発見をしがたいものだというのが実態であります。
その二、三割本人の方が高いというのが、本当に必要があって高いのか、あるいは十割給付なるがゆえに若干過剰な投薬が行われているのか、ここはなかなか難しいところでありますが、私ども不正請求をした医師あるいは過剰診療をしておる医師等について監査をした結果によりますと、やはり本人の場合と家族の場合、社保の本人の場合と国保の場合明確に差がある、こういうこともまた私どもとしてわかっておるところであります。